とんちゃんとは、かつて神岡鉱山で働く抗夫が食べていたものに起源を発する食べ物で、牛の内臓をニンニクなどで味付けし、野菜(玉ねぎ、キャベツなど)と一緒に鍋で煮て食べる、飛騨神岡のソウルフードです。
戦後、まだ内臓を食べる文化がなかった折には、廃棄する各種動物の内臓を洗ってスコップの上にセメント紙を敷いて焼いて食べていたという話も聞きますが、現在の飛騨神岡のとんちゃんは、飛騨産牛の内臓(内臓には飛騨牛の呼称は使えない為、飛騨産牛の内臓と書きますが、最上の牛の内臓を使用しています)を丁寧に洗い、各店秘伝のタレで味付けをしたものとなっております。
地元の焼肉屋さんでは、焼肉を一通り楽しんだ後、〆にとんちゃんを食べることが一般的です。
また、とんちゃんを楽しんだ後には、鉄板に残ったタレにうどんやご飯を入れて、〆の〆とする風習があり、モツからタレに至るまで、余すことなく楽しむことが出来る食材です。
希夢千家けいちゃんのとんちゃんは、ニンニクなども使用していますが、比較的やさしい味わいが特徴で、刻んだキャベツと玉ねぎと一緒に煮ると、野菜の甘みが出てよりおいしく召し上がることが出来ます。
【内容量】300g/1袋
【賞味期限】冷凍3ヶ月(解凍後は速やかに調理してお召し上がり下さい)